2006.11.30 木

スペシャルインタビュー 第8回 (2006.11)

marupei_family.jpg
まる彦さん

スペシャルインタビュー第8回目は、写真ブログ『marupei.net photography』を運営され、9月度の「今月の一冊」に選ばれた、まる彦さんにご登場いただきます。今回はPhotobackスタッフも「仰るとおりです!」と思わず頷く、目から鱗のご意見あり、と、なかなか興味深いインタビューとなっております。




まずは、『MARUPEI LIFE』が「今月の一冊」に選ばれたご感想をいただけますか?

marupei_001.jpg

STAGEの新着で紹介されているのは知っていたのですが、ある時、自分の作品を見返そうと思ったら、「今月の一冊」に選ばれているじゃないですか!!驚きました。今までフォトコン(フォトコンテスト)などに応募した経験もなく、ましてや自分の作品が選ばれるなんて思いもしませんでした。


ブログを運営されてらっしゃいますが、
いつ頃から始められたのですか?

去年の10月から始めて、やっと1年経ちました。実はこの質問で気づいたんですが、まだ1年しか経っていなかったんですね。ずいぶん長いことやってた気がしたのに……。息子の成長記録にとはじめたブログですが、過去1年を振り返って見ると、その成長ぶりに改めて驚きます。


たまに奥様が更新なさってますね(笑)。

ほんのたま〜にですけど(笑)。やはり一日中息子と一緒に過ごしている妻のほうが、息子ネタはたくさん持ってますし、僕は文章を考えるのが苦手なので、画像はあるけどコメントを思いつかないなんて日には妻に頼んでネタをもらっています。


marupei_002.jpg

ご自分のお子様写真を掲載したブログが増えてますが、
どのようなご感想をお持ちですか?

難しい質問ですね。僕は他の方のブログはあまり見ないんですよ。コメントを残すことも積極的にはしていません。だから僕のブログにコメントが入ることはあまりないんですね。もちろんコメントが入ると嬉しいですけど(笑)。先ほども言ったように、ブログは子供の成長記録としてはじめたので、日付が自動的に入って写真も貼れるブログは記録用として便利なツールだと思います。単なる日記のように、文章だけの記録では子供の表情や変化が伝わらないですしね。僕の両親も最近、パソコンとインターネット環境を揃えたので、僕のブログを見てくれているようです。デジカメの普及が手伝ってか、みなさん公開されている写真がお上手だなあというのは感じます。僕の前に「今月の一冊」に選ばれているミホさんは携帯カメラで写真を撮られているじゃないですか。あれだけの写真が撮れるんだからスゴいですよ。ミホさんからもブログへコメントをいただいた事がありますが、親同士での情報交換といった意味でも、コメントやレスを通して気軽にコミュニケーションが取れるブログやSNSはこれからもどんどん広がっていくんじゃないでしょうか。


ブログを読ませていただいていると、カメラやレンズのお話がたびたび出てきますが、
写真に興味を持たれたのはいつ頃からですか?

marupei_003.jpg

父が趣味で写真に凝っていたので、幼少時代からカメラに触れる機会は多かったですね。お風呂場を一時的な暗室代わりにモノクロの現像や引き伸ばしを手伝ったりもしていました。中学生の時、初めて自分用のカメラとしてCanon AE-1を父に買ってもらったのがきっかけです。本格的に興味を持ち始めたのはそのころからですね。


カメラやPCはどのような機種をお使いですか?

ブログを始めた頃から完全にデジタル一眼レフカメラに移行しました。初めのうちは、友人たちと共同出資で購入したCanon EOS-20Dを使っていたんですが、どーしても自分専用のが欲しくなってしまって。一生物だと意気込んで買ったCanon EOS-1Vを早々に売り払い、EOS-30Dを購入しました。今はこれをメインで使っています。EOS-1Vを売るときにはかなり悩んだのですが、思い切ってデジタルに替えたおかげで以前とは比べ物にならないほど写真をたくさん撮ってますし、まぐれ写真が多く撮れるようになりました(笑)。大きなカメラですが、出かけるときは肌身放さずって感じです。PCはMacintosh PowerBook G4をメインに、Mac mini、自作Windwsの3台所有しています。外部液晶モニターの方が明るさや色再現がいいので、デスクトップマシンで現像作業をするのがベストなんでしょうけど、パソコンの置いてある部屋にこもりがちになってしまうので、いつも家族の顔が見えるダイニングテーブルの上にPowerBookを広げて作業しています。現像途中で息子に話し掛けられるとぜんぜん集中できなくって困ることしばしばなんですが……。


marupei_004.jpg

撮った写真に手を加えられることはありますか?

気に入った写真にはほとんど手を加えます。比較的コントラストが強めな写真が好みなので、トーンカーブはよくいじりますね。撮影時の記憶を思い出しながら、より自分のイメージに近い作品に仕上げていくのも僕にとっては楽しみの一つなんです。


アプリケーションは何をお使いですか?

Canon Digital Photo Professional(DPP)とAdobe Photoshopを使っています。DPPで現像し、トリミングやリサイズなどの最終的な微調整にはPhotoshopを使っています。最近ではDPPの代わりにAdobeが開発中のLightroomという現像ソフトのβ版を使うこともあります。


撮りためた写真はどのように保存してらっしゃいますか?

marupei_005.jpg

大切な写真はRAWデータのまま、JPEGの場合はTIFFに変換しています。それ以外は全てJPEGに変換し、大切な写真と一緒にバックアップ専用の外付けハードディスクへ保存しています。写真の整理や変換には時間がかかりますが、こうしておかないとPCの容量がいくらあっても足りませんから。でも、デジタルデータは一瞬で全て消えてしまうこともありますから、本当に大切な写真は、やはり印刷して残すのが間違いないですね。


今回はご両親に贈られるためにPhotobackをご利用いただいたそうですが、
数ある写真集サービスの中で、Photobackを選ばれた理由を教えてください。

正直、写真集サービスを利用したのはこれが初めてです。Photobackは、偶然見かけたどなたかのブログサイトで知りました。オフィシャルサイトを見て、良心的な価格設定と割り切ったブックサイズ、シンプルなデザインが気に入ったのが選択理由です。実際に作る前にPhotoback Studioのお試し版を利用してみて、そのソフトの使い心地に、これは是非作ってみたい!と創作意欲が湧きました。


marupei_006.jpg

そう仰っていただけて何よりです。
実際に編集作業に入られてからはいかがでしたか?

直感的に分かりやすいインターフェースで、特に使い方を見なくても使うことができましたし、リアルタイムで仕上がりを確認しながら編集できるのもいいですね。時間が経つのを忘れるほど、使っていて楽しかったです。欲を言えば(笑)、overviewモードで全ページを見ながら自由にページの移動が出来たら良いなぁと思いました。


仕上がりの満足度はいかがでしたか?

僕はデザインを職にしているので印刷物を扱う機会も多いのですが、想像していた以上に良質の紙を使われていることにまず感心しました。そして、印刷品質と書体の美しさは、この価格帯では十分なクオリティーで、とても満足しています。この作品を作ったこと、注文したことは、家族に話していなかったので、小さい箱を宅急便のおじさんから受け取った妻は、「またパソコンの部品なんか買って〜」と思ったそうです(笑)。僕がパッケージを開けて見せると驚いた様子で、息子と取り合って見ていました。「プレゼントするんだから大切に扱ってー!」とヒヤヒヤしたのを覚えています。勿論、両親も喜んでいましたが、1歳になったばかりの子供を持つ妹が、この作品を見てデジイチ(デジタル一眼レフ)に目覚めてしまったのには驚きでした。


まる彦さんの写真とPhotobackの相乗効果ですね。妹さんも是非、ご利用ください(笑)。
Photobackにこんな機能があれば……など、ご要望やご意見があればいただけますか。

marupei_007.jpg

せっかくオンデマンドなんですから、個人のブログやサイトから直接ドロップショッピングできたら面白いと思うんですけど。自分の作品を売りたい、あの人の作品が欲しいという需要は結構あるんじゃないかなぁ。あと、追加注文の際、2冊が1つの化粧箱で届いたのは残念でした。6冊の注文まで1つの化粧箱なんですね。Q&Aを見ると、プレゼント用の包装サービスはおこなっていないとのことでしたが、有料でも構わないので、あのシンプルでカッコいい化粧箱に1冊ずつ入れてもらえるとプレゼントしやすいと思います。


次回はどのような作品を作ってみたいと思いますか?

今回はどんな風に仕上がってくるのかを見たかったので、あまりじっくり考えずに作ってしまったのですが、次回はストーリー性を考えた上で作りたいなあと思っています。Photobackって、子供が持っていると可愛いサイズですよね。あのサイズを生かして、たとえば息子と愛犬のふれあいを描いた絵本的な写真集とか、なにか特定の物を主人公に見立てた物語風の写真集とか、子供が楽しめるPhotobackを作ってみたいです。


ありがとうございました。まる彦さんのご意見を励みに、より良いサービスを提供していこう!と心に誓うPhotobackスタッフなのでした。次回作(?)、まる平くん(息子さん)と愛犬のふれあい絵本、楽しみにしております!


まる彦さん: プロダクトデザイナー。1967年生まれ。AB型。美術系の学校を卒業後、種に流通事業向けの商品を開発する会社に入社。現在、1999年に同社が立ち上げたインテリアショップ部門であるKEYUCA事業部にて、キッチンツールや食器など、KEYUCAオリジナル商品の企画デザインを担当。妻と子をこよなく愛し、家庭第一主義をモットーに日々早帰りを心がけるも、妻から、なんちゃってデザイナー、変態カメラマンと揶揄される毎日に最近耐えることを覚えた引きこもりがちな中年オヤジ……。ブログ『marupei.net photography』を運営中。



PAGE TOP
Feed : RSS